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立川志の春さんの「英語落語」に行ってきました

昨晩はお誘いいただいて、立川志の春さんの「英語落語」へ。

 タイトルのとおり英語で落語を演じるのですが行くとなると一番気になるのが、理解できるかどうか...

ちなみに私は英検2級止まり。毎年イギリスに旅行に行ってますが、旅行レベルなので単語を必死に連ねる程度。

まあ分からなかったらしかたないかーくらいの軽い気持ちで行きました。

(同席してくれる友達たちが留学帰りなので、教わることができるという奥の手つきだったし)

 

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好きな資料館のひとつ、深川江戸資料館の劇場での講演でした。深川の街も良いよね〜。

 

席は満席、補助席も出てました。9割は、海外の方!この東京のどこに住んでいたんだってくらいに大集合。

日本文化好き!って感じのブロンドガールもいて、ちょっと嬉しくなったり。

 

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2時間4演目でした。

・動物園

初天神

・置泥

・ねずみ

英語勉強中の人にもおすすめしたい「英語落語」

不安だった英語に関しては、ハッキリゆっくりとお話しされるので単語が拾いやすい!

加えて落語ならではの身振り手振り、一人何役も演じる表現力のおかげで楽しむことができました!

これは英語勉強中の人にもおすすめしたくなるぞ!

既に知っている古典落語でも、こんな風に表現するんだとか発見がありました。そして聞き逃すまい、と思うから自分でもビックリの集中力が発揮されるw

もちろん聞きとれない部分もあるのですが、それも気にならないほど笑い通しの2時間でした。

海外の人で埋まった会場が爆笑の渦に

親しみにくい日本的習慣を海外風にしたり(おだんごに付けるアンコをハチミツに置き換えるとか)していて、ただ翻訳しただけではない心配りと芸人魂が見えました。

落語の登場人物は大抵クセのある人たち。そのユーモアさを見事に表現されていて、海外のお客さんたちがまたオーバーリアクションで笑うこと笑うこと。

とにかく志の春さんスゴイ!!

 

志の春さんは、ためしてガッテンでおなじみの立川志の輔師匠のお弟子さん。

アメリカ帰りのやり手不動産マンから、落語家に転身した異色のお方。

落語を日本で脈々と受け継いでいくのも大事だけど、国外にもその楽しさを模索しながら伝えていくってとっても意味のあることだなと思いました。