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江戸っ子デザイナー戸田江美のブログ

歴史スポットを、ちょっとステキに撮影してみよう

歴女的、撮影テクニック

せっかく好きな場所に行ったのだから、その魅力が伝わる写真にしたい...そんな思いを叶えるべく、私が実際にやっている方法をまとめてみました!(と言いつつ未熟だけど)

ほんとに基本的なことではありますが、自分への備忘録もかねて書いてみます。iPhoneでもできるよ〜!

 

オシャレに見える二分割構図

風景によく使う構図。写真を上下または左右に2つに分割するイメージで撮ります。

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京都の貴船神社。奥に見える門を中心に、左右に分割しています。視点が中央に向かって行くように意識。

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明治神宮の鳥居。上下に二分割を意識しました。寺社仏閣系の建物は見上げて撮ると迫力が出ると思います。

アートに撮れる水平写真

日本のお庭でよく使う水平写真。モチーフが水平であることを意識しながら切り取ります。

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こんな感じで、石庭を絵画的に、模様らしく見せることでアートっぽくなります。この撮り方お気に入りで、よくやりますw

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京都・東福寺の方丈庭園。モダンな市松模様が有名。

基本!日の丸構図

写真の基本とも言われる、モチーフを中央に配置する構図。寺社仏閣やお城など、特徴ある建物にはピッタリ!インパクトを出せます。

ちなみに、この構図が似合わないのはご飯やコーヒーなどの、いわゆるテーブルフォト。写真慣れしてない感じが出ちゃいます。

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我らが会津鶴ヶ城全体図が分かる引き+斜めから撮るとお城の大きさ、カタチが分かるので記録としても◎。

コレ!って見せたい写真に使うと効果的な構図です。

慣れてきたら三分割構図

写真を縦横に三分割して、交点かライン上に被写体を配置するイメージで撮影します。旅雑誌に使われる情緒的な写真は大抵この構図です。

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靖国神社で、長い参道の様子と木々の並びを見せたくてこの構図にしました。「右手前の石灯籠を右縦のラインに配置、奥の鳥居をほぼ左縦のライン」に意識してます。ちなみに鳥居手前に小さく見えるのは長州藩大村益次郎の像。

 

今回載せた写真は、アート性より「記録としての写真」を意識しています。そこに、ステキに見える気遣いをちょっとプラス。

もっと良い写真撮れるようになりたいな〜!

ちなみにこんな感じの写真たちを、instagramにもアップしてます。よかったら見てみてね。

Emi Toda (@todaemi) • Instagram photos and videos

https://www.instagram.com/p/-XxT3TlVY6/

2016年お正月、NHKにチラリと出ました

BS TBS「バック・トゥ・ザ・21世紀~気づけば未来があふれてた~」に続き、1月2日に放送されたNHKの番組「50ボイス」にもチラリと出ました〜!来年の大河ドラマ・真田特集の番組。

春風亭昇太師匠と同じ画面に映れたのは、落語ファンとして至福...!!歴史好きの師匠、コメントも反応もさすがでした。


爆笑の師匠と、小池栄子さんのクールな視線がたまりませんな。

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(正直、そういう切り取り方するんだ〜って感じだったけど、孫が民放に!っておばあちゃんが喜んでたので良かったです(⁰౪⁰)w)

 

ちなみにBS TBSで放映されたのはコチラ▼

 

 

 

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大河ドラマで盛り上がる真田家

私が歴史好きになったきっかけのひとつが、大河ドラマ。まさに今年の大河ドラマ真田丸」の脚本を手がける三谷さんの前作「新撰組!」が火種でした。
そのとき私は小学生。何だろう、と新撰組題材のマンガや、司馬遼太郎作品に手を出し、ハマりました。

真田で言えば幸村のお兄ちゃん、信之が好きです。弟の陰に隠れがちな苦労人。戦国のチート一族、真田昌幸の長男。
愛妻家の一面もたまらんです。夫婦仲がよくて、奥さんである小松姫が亡くなった時には「家に光が無くなった」と言ったとか。

真田一族は敗者の美学(幸村)も、勝者の生き様(信之)も、少数精鋭で生き残る策略(父・昌幸)も楽しめるてんこ盛り一家。ファンも多いし、キャストは良いしで、期待が高まってます。
私も10日日曜日夜8時は、自宅で待機だ!

 

そんな「50ボイス」が放送されたときは、毎年恒例・箱根でお正月を過ごしていました。

 

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芦ノ湖、きらきらして穏やかで綺麗だった〜。空と湖の青色が山に反射して、絵画みたいな富士山が映えてました。

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綺麗なものたくさん見れました。

 

ちなみに年末は浅草・今半へ。こちらのすき焼きが大好きで大好きで、白米と交互に永遠と食べられます。

今半は、個室の造りが凝ってます。今回利用したのは「末広がりの間」と、「初音の間」。末広がりを連想させる扇と、「初音の太鼓」で知られる鼓が、襖など随所にあしらわれていました。

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2016年もどうぞよろしくです。 

我が家では、庭に成った千両と水仙を挿しています。

f:id:todaemi:20160104143916j:plain今日から仕事始め。専門分野外に力を入れる年だと、変化する身辺を見ながら考えています。頑張るぞ〜!

ライティング始めて、毎日がちょっと楽しくなりました

あっという間に大晦日。

今年は面白法人カヤックを退職した時に公開プロポーズしてもらったり(ほんとに嬉しかった〜!)、

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小学生から好きだった人と写真撮ってもらったりw

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歴女子会に参加したときに取材されたものがガッツリ放映されたり(「バック・トゥ・ザ・21世紀~気づけば未来があふれてた~」BS TBSにて16年1月24日に再放送だそうです!)、

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色々ありました。

Webマガジン「箱庭」でライティングを始めさせていただいたのも今年です。

 

箱庭はゼロから1年間で月間110万PV&3万「いいね! 」を獲得したサイト(今現在のPV数把握してないけど)。 そんなスゴイところに受からないだろうな〜と思っていたらまさかの採用...!

箱庭は、立ち上がったばかりの頃から読んでいた思い入れのあるWebマガジンです。時はWebマガジンというメディアが盛り上がり始めた頃。いわばWebマガジン戦国時代の先駆け、例えるなら織田信長!(箱庭に似合わないな......)

ちょうどその時、インターン先のWeb会社でオウンドメディアに近いものを作っていたので、箱庭ってすごいな〜と勉強する気持ちで足軽・戸田江美は見ていました。女子クリエイター目線なので、共感する部分、役立つ要素が多くて大好きでした。キュレーターになった今でも大好きです。

私は元々文章を書くのが好きで、学生時代は小論文の授業が永遠に続けば良いのにと思っていました。そのおかげもあって、楽しく書かせていただいています。

 

毎日がちょっと楽しくなる、キュレーター生活。

箱庭は、ネタ集め、取材、撮影、ライティングを全て一人でおこなうことが多いです(もちろん編集の方に入っていただいており、大変お世話になっています)。

ただ書くというよりは、コンテンツを作っている感じがするのでとても楽しいです。しかもゆるりと、自由度高めなので尚更。

ネタを集めるために毎日、なにか面白いことないかな、箱庭読者さんと共有できそうなものないかなと、無意識のうちにアンテナを立てて過ごすようになりました。

元々、隠れ家カフェや知られざるイベントを街の人に聞いて行ってみるのが好きだったのですが、更に自分の興味対象を広がったように感じています。

Webや雑誌のメディアに対してももちろんですが、友人や知人が気になってるモノコト、噂で聞いた楽しそうなイベント、あの人がススメていた本...など今まで聞き流していた情報に、自分から手を出すようになりました。

毎日ネタを考えていたら、「箱庭読者」というペルソナが自分に近づいてきました。感覚的に言えば、2人目の私の登場wキュレーターやらなかったら、こうはなっていなかっただろうな。

 

クリエイター系の記事にもチャレンジしたよ。

デザインに関する記事をどうですか、とお声がけいただいたので、そういったものも挑戦してみています。

www.haconiwa-mag.com

↑この記事は11月のPV数トップになりました!くぅ...嬉しいなあ...!


私みたいなぺーぺーが...!って内心へこへこしながら書いているのですが、反応いただけたり誰かの行動に繋がるキッカケになったりすると、そりゃもう感涙もの!

 

取材で広がるご縁

取材に伺うのもほぼ一人、撮影も単独でおこないます。取材で直接お話を伺うと、お店への想いや理想がリアルに受け取れます。それを文字に反映させたいと、強く思えます。

www.haconiwa-mag.com

www.haconiwa-mag.com

後日お店に伺ってもお声がけくださったりして、ご縁ができて良かったな〜と思います。日本の地域や遺産を想う場があるのはとっても素敵なことだなあ。 

 

こんな感じでキュレーター生活しています。週末にガッと書くサイクルが出来た、下半期でした。2000文字程度なら1時間かからず書けるようになりました。

お誘い頂いて「PARISmag」のライターになったり、単発で文章のお仕事いただいたりと、ライティングのご縁も広がるようになりました。去年の私はこの現状、想像していなかったなー。記事に使う写真を自分で撮れるのも最高。

 

箱庭は、「書く」というよりもコンテンツを提案して作って編集していただいて、って流れが最高に面白いです。採用していただけて良かった!!

毎回反省とチャレンジを繰り返しながら書いています。来年もゆるりと楽しんでいきます。よろしくどうぞ! 

写真がポストカードになりました!雑貨屋「COCO WALK」さんに行ってきたよ

オープンしたての立川ららぽーとにある雑貨屋「COCO WALK」さんで、私の写真がポストカードになって売られています!

経緯はコチラ↓

todaemi.hatenablog.com

ということで、早速行ってきました!

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3作品6種取り扱っていただいています!左がコーヒー染めしたポストカード
スタッフさんが夜な夜な手作業で染めてくださったそう...!ふわりと広がるコーヒーの香りが、想像以上に強くてびっくり!こんな染め方あるんだーって衝撃的でした!
コーヒー片手に海見ているような気分になれます。これはぜひ手に取っていただきたい...!!
右はマット紙に印刷されたもので、結構厚めです。

 

COCO WALKさんは1階の雑貨フロアにあります。

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嬉しいことに、店内の色々なところに飾っていただいていました!売られている雑貨を使ったインテリアアイディアが見られます。マリンテイストに似合うな〜!

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ラックはこんな感じ!私の写真、オープンしたてにも関わらず残り1枚になっていたものもありました!ありがたや〜!!!

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 ラックはレジの目の前!

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ポストカードだけでなく、ナチュラルテイストのファッショングッズや、キッチン周りの小物も揃っている素敵なお店でした。是非お立ち寄りを〜!

「御朱印フォント」を集めてみたよ

(以前、執筆したけどお蔵入りになった記事を折角なのでブログに公開します。)

歴史や伝統ってなんだか高い敷居がある感じ。長く続くものを守るのも良いけど、せっかくの良いものが広まらないのはもったいない。もう少し身近に感じられたら良いな、そう思って「歴史×かわいい」視点で見たり書いたり作ったりしています。

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御朱印

お寺や神社をお参りした証である御朱印。単なるスタンプとは違い、神仏に敬意を払って頂いた貴重なものです。

手書きで書き上げて頂ける御朱印は、ひとつとして同じものはありません。 見た目や筆づかい、押し印などオリジナリティ満載。

今回は、そんな御朱印の「フォント」に着目して(独断と偏見で)まとめてみました! 渋いだけじゃない、丸っこかったりエレガントだったり、色々な顔を持つ「御朱印フォント」を、私が実際に頂いたものの中からご紹介します。

角丸フォント

貴船神社

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京都の貴船神社は、山の中にあってとても神聖な雰囲気に包まれた神社。水の神様をお祀りしています。 縁結びの神様としても有名。

御朱印は書いて下さる方によって字も違うのですが、頂いた時はは丸みのある優しい字を書いて頂きました。筆遣いの渋い字+角丸。

「神」の丸さとまっすぐに伸びた直線が、個人的にツボ!水滴が滴るような情緒を感じます。葵と菊の花の判子も可愛い!ガーリーな雰囲気を感じます。

貴船神社 〒601-1112 京都市左京区鞍馬貴船町180

 

伊勢神宮―外宮・内宮・月夜宮

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伊勢神宮とは三重県にある125社のことを指します。そのうち、御朱印を頂けるのは7社。 御朱印のデザインが統一されています。

その中でもフォントが可愛いなと思ったのは、この3社の御朱印。シンプルに削ぎ落とされたデザインで、思わず見入っちゃう。ロゴのようにも見える、まとまり感!

御朱印って達筆な字で書かれているイメージがありますが、こういった押し印のみのものもあって多種多様。象形文字を思い起こさせるようなカタチ。このフォントは、篆書体と呼ばれるもの。月の字が横向きで、三日月のよう。趣があります。よく見ると、3社で共通するはずの文字(「宮」の字とかです)がそれぞれちょっとずつ違います。4文字のまとまりの中で、きちんとデザインされています。きれいだなぁ・・・

伊勢神宮 外宮正宮・内宮正宮 〒516-0023 三重県伊勢市宇治館町1

 

天満宮

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朱と墨のコントラストが綺麗な御朱印。角が無い字!

京都の街中にあって、地元の人々に親しまれている錦天満宮の、あたたかな雰囲気が出ているように感じます。

絶妙な強弱とかすれ具合で貫禄がある。隷書調の押し印もどっしりとした印象です。収まりが気持ち良いなあ。

錦天満宮 〒604-8042 京都市中京区新京極通り四条上る中之町537番地

 

アートフォント

浅草寺

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浅草寺で頂ける聖観世音菩薩の御朱印。流れるような字が芸術的!達筆すぎます! 一枚の紙の中で、全てのバランスが気持ちよく整っている草書体。

一番始めの文字は梵字で「聖観世音菩薩」の意味があります。強めの墨だまりと細い線のコントラストが美しい。惚れ惚れしちゃう。

浅草寺 〒111-0032 東京都台東区浅草2-3-1

 

吉原弁財天

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絵と書が融合した、どこか現代っぽいアート御朱印!アート度MAX !

吉原の「よし」が蛇のように描かれています。弁財天の遣いが蛇であることにちなんでいます。ちろりと出した舌とシッポで文字が囲われていて、そのカタチも琵琶のよう。完成度高すぎ。

吉原神社一帯は、かつて吉原遊郭があった場所。神社や、ご近所の方の中には、まだ当時を知っている人もいらして、 実際にお話を伺うと遠い昔のことではないんだなぁと不思議な感覚になります。

吉原弁財天 〒111-0031台東区千束3-22

 

観蔵院

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アーティスティックすぎる梵字御朱印として有名な観蔵院の御朱印。 梵字は「不明王」を意味します。

日本画を描くとき等に使われる、平筆を使用しているので、よく見る御朱印とはまたひと味違う!薄墨部分が文字に奥行きを出しているようで美しいなあ。

細身で書かれたお手本のような字と、梵字とのコントラストもたまらないです!

観蔵院 〒177-0035 東京都練馬区南田中4-15-24

 

エレガントフォント

東京大神宮

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神楽坂に鎮座する、東京のお伊勢さんこと東京大神宮。

これぞ御朱印!って感じの見た目。整った行書と、余白のバランスが、洗練された雰囲気を出しています。

御朱印って、そのお寺・神社の場所の空気を表しているなと思うことがあります。ちなみに東京大神宮は、日本で初めて神前結婚式が挙げられた神社なので、恋愛成就のパワースポットとしても有名。女性が多く参拝している印象です。お守りも可愛いものが多い!サイトも綺麗です。

東京大神宮 〒102-0071 東京都千代田区富士見2-4-1

 

浅草寺

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日本各所で様々な大黒天の御朱印が頂けますが、そんな大黒天シリーズの中で一番のお気に入りがこちら。浅草寺にある浅草名所七福神の御朱印です。

押し印と「大」の字の呼応がキレイ! 文字と押し印が相乗効果を出してるデザイン。 いつまでも見てられる...!

細身で、左へゆったりと流れる字がエレガント。重厚さと清潔感があります。

浅草寺 〒111-0032 東京都台東区浅草2-3-1

 

天龍寺

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竹林や庭園で有名な京都の天龍寺。こちらの御朱印は判子を押したものを頂けます。

THE 日本の筆文字って感じの端正な字。白舟書体のシリーズを思い出しました。

右上は「霊亀山」、左下は「天龍禅寺」と書かれています。

天龍寺 〒616-8385 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68

 

毛筆フォント

清水寺

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紙からはみ出さんばかりで迫力ありすぎ!な京都・清水寺の御朱印。京都と言えば、と言っていいくらい有名なお寺です。最近はクオリティの高いInstagramも人気。

「大悲閣」と書かれています。観音様を祀るお堂のことをこう呼びます。

清水の舞台のような存在感と貫禄。墨の強弱と、全体的に縦に伸びるフォルムがカッコいい!筆運びが軽やかで、書いて下さっているところをまじまじと見入ってしまいました。

清水寺 〒605-0862 京都府京都市東山区清水1丁目294

 

東福寺

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そうだ、京都行こうのCMでもおなじみの東福寺

御朱印は、豪快さと清潔感が共存している書体。ストロークの強弱に強い癖があります。

上の押し印は、東福寺の寺紋「九條家下がり藤」。雅な紋デザインだなあ。

東福寺は、通天橋の上から見る季節の彩りや、モダンなお庭なども楽しむことが出来ます。 市松模様のお庭とか有名。格調高いんだけど遊び心があって、且つ削ぎ落とされたお庭のデザインはデザイナー心を揺さぶります!

東福寺 〒605-0981 京都府京都市東山区本町15丁目778

 

被官稲荷神社

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浅草神社の脇にひっそりとある被官稲荷神社。江戸時代に作られたお社が、関東大震災東京大空襲を逃れて今もたたずんでいます。

浅草の中心にあるにも関わらず静か+奉納されたたくさんのキツネの人形。めちゃめちゃ雰囲気あります。キツネに化かされそう...って思っちゃったり。

御朱印は、かわいらしいお稲荷さんの押し印がたまらない!横に広がる癖のあるフォント。特に「神」の字の角張り具合が、良い味出してます。

被官稲荷神社は、絵馬やお守りも、キツネモチーフなので可愛いです。

ちなみにこちらの神社、時代劇ドラマや小説、歌舞伎などでおなじみ、新門辰五郎のゆかりの場。江戸時代が近く感じられる場所です。

被官稲荷神社 〒111-0032 東京都台東区浅草2-3-1

 

 

 かわいらしい御朱印も多く売られるようになったので、選ぶのも楽しい最近。お参り+御朱印で、より寺社仏閣を堪能するのもアリ!だと思います。

ららぽーと立川立飛の「COCO WALK」さんにてポストカード販売中!

ららぽーと立川店にオープンした雑貨屋さん「COCO WALK」さんにて、私の写真をポストカードとして販売していただいています!

しかも3点!しかもしかも、カラー写真のみでなく「コーヒー染め」という特殊な印刷をしたものも作っていただいています!!

↓こんな様子みたい。私はまだ行けてないので...!

(12/15追記)実際に行ってきました!くわしくは↓

todaemi.hatenablog.com

先日までポパイカメラ2号店さんで展示していただいてました

このご縁は、ポパイカメラさんとCOCO WALKさんが主催したフォトコンテストで採用していただけたため。

先日(12/8)まで、自由が丘にあるポパイカメラ2号店さんにて展示されていました。こちらはKodakのキャンバスペーパーに印刷されたものだったので、絵画のような独特な風合いになっていました。

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 応募総数346枚から30作品が選ばれ、内3枚が私の写真。幅とっていただけて嬉しいです...!

「海」という同じテーマでも色々な撮り方があって、他の方の作品見ながらこういう切り口あるんだ〜と勉強になりました。

ぜひお立ち寄りくださいませ!夏を懐かしもうぞ!

「八重の桜」美しいタイトルバックの裏話

先月末に、母校ムサビのデザインラウンジでおこなわれた公開講座に行ってきました。

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クリエイターでありムサビ教授の菱川勢一さんの講座。

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菱川さんはNHK功名が辻」「坂の上の雲」「八重の桜」のオープニングを手がけいらっしゃいます。大河ドラマは小学生の頃から欠かさず見ているので、この講座絶対行かなきゃ!と楽しみにしていました。

菱川さんが手がけられた3つのオープニングはとっても印象的。「八重の桜」に至っては、オープニングだけでこんなにも訴えてくる力強い映像ってあるのかと、衝撃を受けました。約1年、飽きるどころか毎週好きになっていくオープニングだったな。

 

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この言葉、震災後によく見かけました。菱川さんはこの言葉への答えを「八重の桜」で作ったそうです。それが「クリエイターズプロジェクト」。

オープニングの一部分を、月ごとに12名のクリエーターが自由に作るという構成。「八重の桜」自体が復興への一手となっていて、そこにクリエイターの力を反映させたとのこと。

今までの大河ドラマには無かった革新的な作り方。長く続く伝統的なドラマの慣例から外れた手法、クリエイターが増えることによる手間など、想像以上のリスクがあったと思います。

ただ、主人公・新島八重さんの慣例を覆していく生き様とも重なるようなチャレンジで、見ていて気持ちがよかったです。最終的にそれぞれのクリエイターさんたちが、会津や復興、ドラマを反映して作った映像は唯一無二の、美しいものになっていました。そして枝をモチーフにした文字とのバランスが絶妙。美しさ極まってます。

(にじみ出る私の容保公贔屓)

坂本龍一さんの曲がまた、最高なんだよなあ...! 

 

学生にもう一回戻って菱川先生に教わりたい!!!と思うような講座でした。

「八重の桜」、放送終了から2年近く経ってるけど、時々録画したの見返してはやはり傑作だなあと思うドラマ。特に前半は涙無しには見れません。うぅ...容保公...

 

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