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江戸っ子デザイナー戸田江美のブログ

元祖かわいいデザイナーや天下人の好物を紹介してます

昔の人が食べてたものが今でも食べられるお店を紹介するサイト「歴食」のお手伝いをしています。

歴史ってかたくるしいけど、実際に食べてたものが今でも食べられるとちょっと身近に感じることができると思います!そんな体験ができるのは、老舗大国ニッポンならではかも。

 

執筆&撮影しました▼

【ふっくらおいしい、信長や家康の愛された塩瀬のおまんじゅうhttp://www.xn--kmww28g.jp/#/post/43 】

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漫画が人気で映画も公開された「信長協奏曲」に合わせたネタでもあります。

わたしこの作品めちゃめちゃ好きで、特に小栗旬からもらったエロ本を大事に抱えて家宝じゃ!って喜ぶ徳川家康feat濱田岳くんが可愛い...

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ご紹介したのは「本饅頭」なんだけど、白い「しほせのおまんじゅう」もおすすめ!

塩瀬さんはテレビや雑誌でもよく見かける超有名な和菓子屋さんです。上方ならではの上品な甘さ。職人さん手づくりのおまんじゅうはしっかりと素材が伝わってくる味。いつもよりちょっと高級なおやつタイムになります。

天下人に愛されたってスゴいなー。

歴食には書ききれなかったのですが、徳川家康長篠の戦いの前に兜に塩瀬の本饅頭を入れて戦勝祈願したらしく。

そんな浜松時代の家康って、何とか上手いこと生きようとしてる印象が強いです。

それにしても信玄にボコボコにされるわ敗走の伝承がいまでも伝えられるわで天下人っぽくないwショボかわいいw

今の大河ドラマ真田丸」で描かれてる家康がそのイメージを上手く表しているなと思ってます。憎めいない、愛嬌がある。

脱線しましたが、そんなことを思いながら食べられる歴史好きマスト和菓子です。

 

【元祖・かわいいデザイナー竹久夢二が愛した言問団子http://www.xn--kmww28g.jp/#/post/52 】

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スカイツリーが目の前にある浅草の言問団子さん。竹久夢二が愛したおだんご食べられます!

夢二は美人画だけじゃなく千代紙の模様なども作ったデザイナー。

100年前に「かわいい」という言葉を添えて、女の子らしいデザインを提案したそう!かわいいデザイナーの元祖だと思います。夢二の作品は今見てもかわいくて色っぽい。

夢二の絵、大好きなので取材できて嬉しかったです!

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お皿の鳥が可愛くてかわいくて。現在、6種類ランダムで使用されているそう。明治・大正時代のお皿も展示されています。

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オリジナルハンカチも売ってるよ〜!

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店内には職人さんの細工ヨウジや、明治・大正時代の姿も展示されてます。江戸時代創業の言問団子さんの歴史を堪能できるはず!

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鳥ちゃん最中(もなか)もオススメ。おうちで夢二てぬぐいを添えて撮りました。おいしかった〜!

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窓からはスカイツリーが。

店主さんが絵画や歴史に詳しいので、勉強になりました!浅草さんぽの時は寄るようにしようっと。

毎日の暮らしにちょっとした手づくり時間を

お仕事終わったら速攻お風呂!寝る!みたいな日も多々あるのですが...

週末やちょっと時間のある日に手を動かす時間があると、リラックスできたり気分が良くなるなと感じています。

その「手を動かす」ことを改めて文章化すると、自分の考えていることや足りないスキルに気づかされます。

そんなことを色々と考えながら『箱庭』で日常に取り入れやすいデザインテクニックについて執筆しています。

 

今回はバレンタインカードのアイディアについて執筆しました。

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絵だけじゃなくて、文字を描くのも楽しい!

過去に書いた、日常に取り入れやすいデザインテクニックシリーズはこちら

www.haconiwa-mag.com

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手書き文字の書き方」は3ヶ月以上、箱庭のPV数トップに食い込んでいます。嬉しいな!

 

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なんだかんだデザイナー業務でも使う「Photoshopで作るGIFアニメ」。

 

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"Webマガジンのふろく"をイメージしてDLできるテンプレートを付けた記事。

 

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汎用性が高い「お花の描き方」。

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今後は何を書こうかな。

箱庭にて浅草の「Bridge」さんに取材してきました

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以前から通っているコーヒースタンド「Bridge」さん。合羽橋とは思えない、まるで海外のような内装です。

浅草好きとして、箱庭読者さんにもご紹介したい!と思い取材してきました。

記事に掲載しきれなかった写真をいくつか。

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ラテアートが細かい!こだわりのエスプレッソ+ミルクでできています。

出来立ては泡がなくフラットな見栄えでシャッターチャンス。

長居しすぎて冷めちゃったとしてもおいしいラテです。

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緑の飾り方がとってもおしゃれ。

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開放感!コンクリート打ちっぱなしの壁なんだけど、太陽の日差しがたっぷりはいるのであたたかみがあります。

スタッフさんが親切!コーヒーのこと、街のこと、色々聞くのも楽しいかも。

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目の前にはスカイツリー。お買い物帰りの休憩にもおすすめです。

 

箱庭FBページでのシェアコメント、色々ありました▼

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浅草で筆を作ってみたよ

浅草に最近できた新スポット「まるごとにっぽん」に行ってきました。

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足湯でほっこりして、日本のすてきな工芸品見て、おいしい食べ物食べて...って満喫していたら、何やらおもしろそうなワークショップを発見。

江戸時代より200年以上の歴史を誇り、伝統の技を受け継いだ匠により一本一本手作業で生み出される豊橋筆。伝統工芸士の匠の技を目の前で体感しながら、実際に筆づくりにチャレンジ! 

www.facebook.com

とのことで、3Fにある「みんなでたいけん」って場所で職人さんに教わりながら、筆を手づくりしてみました。

 

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作りたい種類の筆を選びます。今回は、封筒の宛名書きにも使える細筆。

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糊に連打して浸透させます。

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櫛(くし)でとかします。のりを取り除いて、きれいにします。

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こんな感じ。

ここから、細い糸を口に噛んで先端を筆に巻き付け、糊を搾り取るっていう職人ぽい過程があったんだけど、必死すぎて写真がないw

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袋に入れていただいてお持ち帰り!500円という格安価格!

買ったら何千円ってします。自分で作ったから余計大事に使いたくなるな〜。

パソコンばっかり使う生活だけど、たまには筆を使ってお手紙書いたり、作品作ったりしようと思います。

 

まるごとにっぽん、日本のかわいいものや素敵なものが色々ありました。

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吊るし雛の展示。カラフルで縁起物がたくさんあってかわいい!

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 ご飯にはいったお店は、富士山と山々をイメージしたようなデザイン。

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引き出しのデザインをたくさん展示しているゾーンがおもしろかったです!

このリンゴはクルクル回るw

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またフラリと遊びにいきたいな。

立川志の春さんの「英語落語」に行ってきました

昨晩はお誘いいただいて、立川志の春さんの「英語落語」へ。

 タイトルのとおり英語で落語を演じるのですが行くとなると一番気になるのが、理解できるかどうか...

ちなみに私は英検2級止まり。毎年イギリスに旅行に行ってますが、旅行レベルなので単語を必死に連ねる程度。

まあ分からなかったらしかたないかーくらいの軽い気持ちで行きました。

(同席してくれる友達たちが留学帰りなので、教わることができるという奥の手つきだったし)

 

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好きな資料館のひとつ、深川江戸資料館の劇場での講演でした。深川の街も良いよね〜。

 

席は満席、補助席も出てました。9割は、海外の方!この東京のどこに住んでいたんだってくらいに大集合。

日本文化好き!って感じのブロンドガールもいて、ちょっと嬉しくなったり。

 

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2時間4演目でした。

・動物園

初天神

・置泥

・ねずみ

英語勉強中の人にもおすすめしたい「英語落語」

不安だった英語に関しては、ハッキリゆっくりとお話しされるので単語が拾いやすい!

加えて落語ならではの身振り手振り、一人何役も演じる表現力のおかげで楽しむことができました!

これは英語勉強中の人にもおすすめしたくなるぞ!

既に知っている古典落語でも、こんな風に表現するんだとか発見がありました。そして聞き逃すまい、と思うから自分でもビックリの集中力が発揮されるw

もちろん聞きとれない部分もあるのですが、それも気にならないほど笑い通しの2時間でした。

海外の人で埋まった会場が爆笑の渦に

親しみにくい日本的習慣を海外風にしたり(おだんごに付けるアンコをハチミツに置き換えるとか)していて、ただ翻訳しただけではない心配りと芸人魂が見えました。

落語の登場人物は大抵クセのある人たち。そのユーモアさを見事に表現されていて、海外のお客さんたちがまたオーバーリアクションで笑うこと笑うこと。

とにかく志の春さんスゴイ!!

 

志の春さんは、ためしてガッテンでおなじみの立川志の輔師匠のお弟子さん。

アメリカ帰りのやり手不動産マンから、落語家に転身した異色のお方。

落語を日本で脈々と受け継いでいくのも大事だけど、国外にもその楽しさを模索しながら伝えていくってとっても意味のあることだなと思いました。

行燈屋さんのショップカードをデザインしました

明治時代から続く行燈屋「都行燈」さんのショップカードを制作させていただきました。

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オリジナル行燈の制作・販売にとどまらず、ヨーガン・レール展覧会の照明制作など多岐にわたってご活躍されています。

以前、箱根の強羅花壇に泊まった時お部屋に都行燈さんの照明があったときは驚きました。

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今後、海外での展覧会も増えるとのことで日英語表記にしました。そして都行燈さんの代表的な行燈をイラストにして添えています。

やわらかな和紙のあかりと現代的で洋室にも合いそうなフォルム。伝統的かつ先進的な職人さんのお手伝いができて光栄です。

私が大学生のとき、地元のイベントで行燈制作を教えていただいて以来のご縁です。写真にチラリと写したのがその時作った行燈ですー。

 

国内では荒川区日暮里の都行燈さまショールーム、江東区清澄のババグーリ本店さまなどで配布されています。今後、国内外で開催されるヨーガン・レール展の会場でも配布されるとのことです。

 

職人さんってお年寄りとか頑固なイメージ強いのですが、都行燈さんはお若くて柔軟で気さく。作られるものも繊細ながらも素材を活かした力強さが伝わる、美しいものばかりで大好きです。

歴史スポットを、ちょっとステキに撮影してみよう

歴女的、撮影テクニック

せっかく好きな場所に行ったのだから、その魅力が伝わる写真にしたい...そんな思いを叶えるべく、私が実際にやっている方法をまとめてみました!(と言いつつ未熟だけど)

ほんとに基本的なことではありますが、自分への備忘録もかねて書いてみます。iPhoneでもできるよ〜!

 

オシャレに見える二分割構図

風景によく使う構図。写真を上下または左右に2つに分割するイメージで撮ります。

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京都の貴船神社。奥に見える門を中心に、左右に分割しています。視点が中央に向かって行くように意識。

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明治神宮の鳥居。上下に二分割を意識しました。寺社仏閣系の建物は見上げて撮ると迫力が出ると思います。

アートに撮れる水平写真

日本のお庭でよく使う水平写真。モチーフが水平であることを意識しながら切り取ります。

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こんな感じで、石庭を絵画的に、模様らしく見せることでアートっぽくなります。この撮り方お気に入りで、よくやりますw

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京都・東福寺の方丈庭園。モダンな市松模様が有名。

基本!日の丸構図

写真の基本とも言われる、モチーフを中央に配置する構図。寺社仏閣やお城など、特徴ある建物にはピッタリ!インパクトを出せます。

ちなみに、この構図が似合わないのはご飯やコーヒーなどの、いわゆるテーブルフォト。写真慣れしてない感じが出ちゃいます。

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我らが会津鶴ヶ城全体図が分かる引き+斜めから撮るとお城の大きさ、カタチが分かるので記録としても◎。

コレ!って見せたい写真に使うと効果的な構図です。

慣れてきたら三分割構図

写真を縦横に三分割して、交点かライン上に被写体を配置するイメージで撮影します。旅雑誌に使われる情緒的な写真は大抵この構図です。

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靖国神社で、長い参道の様子と木々の並びを見せたくてこの構図にしました。「右手前の石灯籠を右縦のラインに配置、奥の鳥居をほぼ左縦のライン」に意識してます。ちなみに鳥居手前に小さく見えるのは長州藩大村益次郎の像。

 

今回載せた写真は、アート性より「記録としての写真」を意識しています。そこに、ステキに見える気遣いをちょっとプラス。

もっと良い写真撮れるようになりたいな〜!

ちなみにこんな感じの写真たちを、instagramにもアップしてます。よかったら見てみてね。

Emi Toda (@todaemi) • Instagram photos and videos

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